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2021.12.10 21:36

ロ・比記者にノーベル平和賞授与 報道「独裁権力への対抗手段」

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 10日、ノルウェー・オスロのノーベル平和賞授賞式で自撮りするマリア・レッサ氏(左)とドミトリー・ムラトフ氏(ノルウェー通信提供、AP=共同)

 【オスロ共同】言論を守るため権力と対峙するジャーナリスト、フィリピンのマリア・レッサ氏(58)とロシアのドミトリー・ムラトフ氏(60)へのノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーの首都オスロで開かれた。ムラトフ氏は「われわれは独裁権力への対抗手段」と演説し、レッサ氏は弾圧下でも事実を追求する決意を表明。


 レッサ氏は、殺害された島国マルタの調査報道記者らの名を挙げ「多大な犠牲を払ってきた世界中の全ジャーナリストの代表」として臨んだと強調。


 ムラトフ氏は、国内では反政権派などへの「うその告発や政治的動機」に基づく恣意的な捜査や拷問が横行していると指摘した。

(c)KYODONEWS

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