2021.12.10 18:46
SBI、新生銀へのTOB成立 株保有比率、48%近辺に上昇
SBIホールディングスによる新生銀行の株式公開買い付け(TOB)が成立し、SBIの新生銀株の保有比率が現在の約20%から48%近辺に高まることが10日分かった。関係者が明らかにした。SBIが新生銀を連結子会社にすることが固まった。SBIはTOBの結果を11日に公表する。
TOBでは新生銀株を1株2千円で買い増す。SBIはTOB成立後も経営への影響力を強める方針で、過半数の株式取得を視野に年内にも子会社が銀行持ち株会社としての認可を申請する。
新生銀には前身の旧日本長期信用銀行に注入された公的資金が約3500億円残っている。