2021.12.10 18:28
能と現代サーカスの競演 香川、高松城跡
高松市の披雲閣で披露された鉄製の1本の輪に入り回転するパフォーマンス=10日午後
現代サーカスと能楽が融合した回遊型公演「ヌーヴォー・シルク・ジャポン」が10日、高松城跡玉藻公園(高松市)の重要文化財「披雲閣」で始まった。新型コロナウイルス禍で影響を受ける文化や芸術を支援する文化庁の取り組みで、今回が2回目。
公演は、観客が披雲閣玄関前や大書院など屋内外の複数のステージを巡ることで物語が進む。野外の舞台上で、演者が鉄製の1本の輪に入り回転するパフォーマンスを繰り広げると、観客から「すごい」と拍手が何度も起きた。
12日まで1日2回公演する。第1部公演は5千円、夜の第2部は5800円。