2021.12.10 16:50
高速道路の割引、三が日は対象外 渋滞緩和に
名神高速道路の大山崎ジャンクション付近
国土交通省は10日、地方部の高速道路を対象とする休日の料金3割引きを来年1月1~3日は適用除外にすると発表した。初詣やUターンラッシュなどで多くの利用が予想されるため、渋滞緩和につなげる。来年4月下旬からの大型連休、お盆の多客期も対象外になる見通しだ。
休日割引は従来、土日祝日と1月2、3日が適用対象だった。東日本、中日本、西日本の高速道路3社の東京、大阪近郊を除く区間などを通行すると、自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車と軽自動車、自動二輪の料金が3割引きになる。ただ、大都市周辺を中心に年末年始など多客期は激しい渋滞の一因となっていた。