2021.12.10 16:42
11月のビール類販売、4社増加 宣言解除で業務用が回復傾向に
ビール大手4社は10日、11月のビール類販売実績を発表し、全社が2カ月連続で前年を上回った。9月末で新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言などが解除され、業務用が回復傾向にあったことや、前年同月は新型コロナ流行で売り上げが落ち込んでいたことが主な要因となった。
飲食店に客足が戻りつつあり、市場全体の業務用販売は今年9月の約3倍、10月比では1~2割ほど増えた。
ビール、発泡酒、第三のビールを合わせたビール類の販売数量はサントリービールが前年同月比13%増、サッポロビールが11%増、キリンビールが4%増だった。アサヒビールは、売上金額ベースで10%増えた。