2021.12.08 19:01
首相「遺族の気持ち受け止めた」 ウィシュマさんの妹は批判
岸田文雄首相は8日の衆院本会議で、名古屋出入国在留管理局に収容中、死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=の遺族から届いた真相究明を求める手紙を読んだと明らかにした。「ご遺族の気持ちはしっかりと受け止めさせてもらった」と述べた。立憲民主党の西村智奈美幹事長への答弁。
妹のポールニマさん(27)は国会で本会議を傍聴。終了後、報道陣に「手紙は読んだと答えていたが、納得できない」と話し「姉が亡くなって9カ月もたっているのにきちんと真相解明されていない」と批判した。