高知県内落ちアユ解禁　人出少なく　雨で増水、釣果低調

2021.12.02 08:34

高知県内落ちアユ解禁　人出少なく　雨で増水、釣果低調

高知新聞社

四万十川でアユを狙う釣り人（四万十市入田）

　落ちアユ漁が１日、県内の主要河川で解禁された。前夜の雨で各河川とも増水や濁りが見られ、釣果は低調。それでも解禁を待ちわびた釣り人らは川に繰り出し、魚影を追った。

　四万十市入田の四万十川橋（赤鉄橋）上流には、解禁の午前６時半に１００人弱が集まったものの、人出は「例年の１０分の１」（四万十川中央漁協）程度。

　解禁日は毎年訪れるという同市内の７０代男性は「いつもはクーラーボックスいっぱいになるがやけど、今日は全然。夜に期待やね」と嘆きつつ、日が高くなってもさおを振り続けていた。

　同漁協の堀岡喜久雄組合長（７８）は「アユの姿は確認できるので、水かさが落ち着けば期待できるのでは」と話していた。（今川彩香）

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