2021.11.22 17:24
議会でマスク強要は違法と提訴 着用拒否の大分・臼杵市議
大分県臼杵市の若林純一市議(62)は22日、市議会でマスク着用を強要されたのは違法だとして、市議会と市を相手取り、マスク非着用や、鼻を出した状態での発言を禁じた措置の取り消しや、発言機会を奪われたことに対する100万円の損害賠償などを求め、大分地裁に提訴した。
若林氏は9月の議会でマスク着用を拒否したり、マスクから鼻を出した状態で出席したりし、審議が中止されるなど紛糾した。マスクに新型コロナウイルスの感染を防ぐ科学的根拠はなく、雑菌が繁殖するなどして有害だと主張している。市議会事務局は「訴状を見ていないのでコメントできない」とした。