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2021.11.22 08:33

戦前の療養所生活を冊子に ハンセン病、菊池恵楓園

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 監禁室の壁の写真。入れられた患者が解放までの日数を記した落書きがある(菊池恵楓園提供)

 熊本県合志市の国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」の入所者自治会が、1909年の開所から太平洋戦争終結までの所内の生活をまとめた冊子を作成した。炊事や清掃といった「患者作業」のほか、入所者を罰するための「監禁室」などを紹介。暮らしぶりが伝わる写真や資料を添えて解説している。


 掲載資料などは、来年5月に開館する園の歴史資料館で展示する予定で、自治会副会長の太田明さん(78)は「後世に歴史を伝える貴重な資料だ。資料館に足を運び理解を深めてほしい」と話す。冊子の一般配布は予定していないが、相談に応じるとしている。

(c)KYODONEWS

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