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2021.11.19 16:39

和牛をゼブラ柄に、虫よけ目的 体塗る実験で一定の効果、山形

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 シマウマのような「ゼブラ柄」に塗られた和牛=10月、山形県小国町

 アブやサシバエといった吸血昆虫による被害を防ごうと、和牛の体をシマウマのような「ゼブラ柄」に塗る実験が米沢牛の産地・山形県小国町で進んでいる。主導する県は「一定の効果あり」とみて、実用化に向けた検討を始めた。


 因果関係は不明だが、しま模様には吸血昆虫を寄せ付けない効果があると知られており、シマウマの柄もこのためという研究仮説がある。


 8~10月、屋外柵に固定した黒毛和種の繁殖牛が、足踏みや首、尾を振って虫を嫌がるしぐさの回数を調べた。ウレタン製塗料でゼブラ柄に“変身”させたウシは、通常のウシと比べて約4~8割、嫌がる回数が少なかったという。

(c)KYODONEWS

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