日米韓、竹島巡り共同会見できず　政府が上陸に抗議

2021.11.18 11:40

日米韓、竹島巡り共同会見できず　政府が上陸に抗議

高知新聞社

　１７日、米ワシントンの国務省で記者会見するシャーマン国務副長官（共同）

　【ワシントン共同】日本と米国、韓国３カ国は１７日、外務次官協議をワシントンで開き、北朝鮮の核・ミサイル問題などについて議論した。協議後に共同記者会見が予定されていたが、日本側が韓国の警察庁長官による島根県・竹島（韓国名・独島）上陸を理由に共同会見は不適当だと米側に伝え、見送られた。森健良外務事務次官は３カ国協議後、韓国の崔鍾建外務第１次官と個別に会談し「上陸は到底受け入れられない。適切な対応を求める」と抗議した。日本外務省筋が明らかにした。

　日韓２国間の懸案である竹島問題が、北朝鮮の非核化に向けた日米韓３カ国の連携に影を落とした。

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