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2021.11.17 08:38

四万十川で“落ちアユ漁”!? 「魚鷹」ミサゴが悠々 

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アユを捕まえて悠々と舞うミサゴ(写真はいずれも四万十市内)

アユを捕まえて悠々と舞うミサゴ(写真はいずれも四万十市内)


 狙いを定めて急降下―。「魚鷹(うおたか)」の異名を持つミサゴが、寒風が吹き始めた四万十市の四万十川で、人間よりも一足早く、落ちアユ漁に励んでいる。

 タカ目の猛禽(もうきん)類。県の絶滅危惧種でありながら、年間を通じて、各地で確認できる。

四万十川に急降下しアユを仕留めた

四万十川に急降下しアユを仕留めた

 落ちアユ漁の解禁を来月に控えた四万十川ではこの時季、ぴょん、ぴょんと水面をはねるアユの姿が見える。30~40メートル上空を舞っていた2羽のミサゴは、一瞬空中で動きを止めたかと思うと、一直線に急降下。バッシャーンと大きな水しぶきを上げた。

 2秒ほど水面で格闘してから飛び立つと、片足でがっちりとアユを捕獲。周りを気にするそぶりもなく、「お先に失礼」とでも言わんばかりに悠々と羽ばたいた。(新妻亮太)

高知のニュース 四万十市 動物・生き物 四万十川

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