2021.11.09 08:55
アプリでワクチン接種証明、日航 米国渡航に運用開始
新型コロナウイルスのワクチン接種証明機能が追加されたデジタル証明書アプリ「VeriFLY」の画面。奥は接種や健康状態の確認を受ける国際線の搭乗客ら=9日午前、羽田空港
米国に入国する渡航者の新型コロナワクチン接種の義務化に合わせ、日航は9日、デジタル証明書アプリ「VeriFLY」に新たに追加された接種証明機能の運用を開始した。羽田空港の国際線でアプリを使用した搭乗手続きの様子を報道陣に公開。日本での導入は日航が初めてとしている。
実際にアプリを使って搭乗手続きをしていた東京都の40代の女性会社員は「書類をなくす心配がなくなる」と話した。
VeriFLYは米国企業が開発した。日航によると、渡航者はワクチン接種証明書をあらかじめアプリに登録し、出発の際にチェックインカウンターで提示。紙の証明書よりも確認がスムーズにできる。