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2021.11.09 08:40

高知県内で若者の大麻摘発急増 10代10倍、20代5倍に 2016~20年

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 高知県内で大麻の所持や譲渡で摘発される若者が急増している。県警が2020年までの5年間に摘発した10代、20代は計59人。11~15年と比べると、20代は8人から39人へと約5倍に、10代は2人から20人と10倍に増えた。

 全摘発者に占める10代、20代の割合は、11~15年に25・6%(39人中10人)だったのが、16~20年は50・4%(117人中59人)に。今年も10月末までに10代11人、20代4人が摘発され、全摘発者(28人)の53・6%を占めている。

 県警は「ファッション感覚で大麻に手を出す若者が増えた。SNS(会員制交流サイト)などを通じて簡単に大麻を買える時代になっている」と分析。サイバーパトロールや啓発活動を強化しているが、大麻使用の低年齢化を食い止められていないのが実情だ。(乙井康弘)

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