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2021.11.08 08:38

高校サッカー高知県大会 高知逆転のロスタイム弾、途中出場の大久保決めた

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【決勝 高知―明徳】後半ロスタイム、高知・笹岡のCKを頭で合わせて決勝点を挙げた大久保(21)=右から2人目=と、抱き合って喜ぶ松井匠=左から2人目(春野陸上競技場=佐藤邦昭撮影)

【決勝 高知―明徳】後半ロスタイム、高知・笹岡のCKを頭で合わせて決勝点を挙げた大久保(21)=右から2人目=と、抱き合って喜ぶ松井匠=左から2人目(春野陸上競技場=佐藤邦昭撮影)

 第100回全国高校サッカー選手権高知県大会最終日は7日、春野陸上競技場で高知―明徳義塾の決勝を行い、高知が3―2で逆転勝ちして2年ぶり17度目の全国出場を決めた。

 高知は前半11分、左サイドを突破したMF松井匠のクロスをMF森が頭で合わせて先制。1―2とされた後半36分には、ゴール前の混戦からSB谷が決めて同点とし、さらにロスタイム、MF笹岡の右CKを途中出場のFW大久保がニアサイドから頭で流し込んで決勝点を挙げた。

 明徳は後半13分、FW原山のパスを受けたMF佐伯が決めて1―1に。29分にはパスカットからショートカウンターを仕掛け、最後は原山がドリブルで持ち込んで勝ち越した。その後も主将のMF林のドライブシュートなどで攻勢を仕掛けたが、失点の場面のみ集中力を欠いた。

 全国高校選手権は12月28日、国立競技場で開幕。決勝は1月10日、同競技場で行う。組み合わせ抽選会は今月15日。

 ▽決勝
高知3(1―0 2―2)2明徳
▽得点者【高】森、谷、大久保【明】佐伯、原山
▽審判 友政、渡辺、植田、遠藤

 【評】崖っぷちに追い込まれた高知が、ラスト5分で試合をひっくり返した。

 高知は4・4・2。前半はロングボールを多用して早々と先制。セカンドボールを拾って試合を優位に進めた。後半は明徳の勢いに押されて2失点。その後も後手に回ったが、34分に入ったMF川竹とFW大久保が攻撃の起点に。川竹のクロスが2点目を生み、大久保が決勝点を奪った。GK大阪は後半30分、強烈なミドルシュートをストップ。チームを救った。

 明徳は後半、8本のシュートを放つなど主導権を握った。前半はフラットだった5バックのうち、SBが高い位置を取り、中盤の4枚も前へ。縦へのスピードを加速させると13、29分、高速カウンターから得点。狙いの展開だった。1ゴール1アシストのCF原山のドリブルの切れは抜群だった。(井上真一)

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