2021.11.08 08:00
@ほーむ 初心者は
「俺、行ってくる!」
「どこへ?」
「県庁」
「何しに?」
「選挙!」
18歳の選挙デビュー、息子と連れだって出掛けるつもりだった私は拍子抜け。それにしても、県庁で期日前投票はできないし。投票の仕方も分かるのか? いつまでも幼稚な息子と思う私に「うっさいなあ、投票所は自分で調べる。友達と行くき放っちょいて」。
親ばか全開で心配していると、程なく帰宅。
「○○さんに入れてきた。政党は△△。国民審査は…」と報告してくれた。要らぬ心配だった。
日曜日、夫と投票所へ。先に書いた夫が小選挙区の投票箱の前で立ち止まって、私を見た。
「ん? どうしたが」
「おう、何でもない」
投票を終えて会場の外へ出たら夫が言った。
「俺、小選挙区に政党名を書いてしもうた。どうしようかと思うたけど、そのまま箱に入れたわ。ほんで代わりに、比例の方へ個人名書いた」
ハア、どちらも無効ですよ…。世話を焼くべきは夫の方でした。(こ)