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2021.10.29 08:40

海老蔵さん弁天座に舞う 「三番叟」などで280人魅了 高知県香南市

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「三番叟」の素踊りを披露する市川海老蔵さん(香南市の弁天座)

「三番叟」の素踊りを披露する市川海老蔵さん(香南市の弁天座)

 高知県香南市赤岡町の弁天座で28日、歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(43)による特別公演「アース&ヒューマン」が行われた。五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「三番叟(さんばそう)」の素踊りなどに280人が酔いしれた。

 弁天座での公演は2015、17年に続き3回目。今回は伝統芸能を通じて環境保全を考えてもらう企画で、弁天座を皮切りに11月24日まで全国8会場を巡る。

 海老蔵さんは4演目のうち2演目に登場。三番叟では鈴を使った種まきの所作などを、「延年之舞」では無病息災を祈る力強い舞を披露し、観客は大きな拍手を送っていた。

 環境問題に関するスペシャルトークもあり、海老蔵さんは自身が14年から取り組んでいる植樹プロジェクトなどを紹介。「一人一人が認識を改革しなければ、早い速度で住みづらい環境になっていく」と訴えた。

 高岡郡佐川町から訪れた60代の女性は「華やかな世界の人に見えるけど、舞台を見て地道な努力を続けてこられたんだろうなと感じた」と、興奮冷めやらぬ様子だった。

 海老蔵さんは公演前、弁天座の入り口そばにツバキを記念植樹。主催の弁天座運営委員会が育てていくという。(深田恵衣)

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