2021.10.21 17:14
スーパー売上高3・2%増、9月 食料品が好調
日本チェーンストア協会が21日発表した9月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年同月比3・2%増となり、2カ月ぶりに前年実績を上回った。新型コロナウイルス流行による巣ごもり需要で、全体の7割以上を占める食料品が4・8%増と好調だった。
在宅勤務の広がりなどを受けて、揚げ物や弁当などの総菜が11・1%増と伸びた。天候不順のため一部の野菜価格が高騰した農産品は4・4%増、水産品が4・3%増となった。紙類や玩具などの日用雑貨品も堅調だった。
一方、衣料品は14・2%減となった。9月後半に気温が下がったことで夏物衣料のセールは不調だった。