当院での管理栄養士の役割【こうち医療ウォッチ】南国中央病院

2020.11.22 13:44

当院での管理栄養士の役割【こうち医療ウォッチ】南国中央病院

【広告】企画・制作／高知新聞社営業局

南国中央病院栄養課　齊藤里奈　管理栄養士

　管理栄養士の仕事は患者さまの病状に応じた食事を考え、適切に提供し、患者さまの健康を食事と栄養の面からサポートすることです。具体的には、外来患者さまの栄養指導、入院患者さまの献立作成や栄養管理計画、個別栄養指導、多職種とのカンファレンスの参加等で治療の一部を担っています。
　当院では回復期リハビリテーション病棟があります。回復期リハビリテーション病棟ではしっかりとリハビリを行っているため、患者さまに見合った栄養が確保されていなければ、体重が減少するなど、リハビリの効果が出にくくなってしまいます。リハビリ効果を上げるため、管理栄養士もリハビリテーション実施計画へ参画し、栄養管理計画に基づいた栄養サポートをしています。そして、毎週定期的に行われているリハビリカンファレンスで医師・看護師・介護士・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカー等の患者さまに関わる全てのメンバーでリハビリの進捗（しんちょく）状況、活動量、食事摂取状況、体重変化、栄養状態等を共有しながら検討し、退院へつなげています。
　患者さま一人一人に寄り添った栄養サポートができるよう、日々努めています。食事や栄養面で不安な事や不明な点がありましたら、栄養士までご相談ください。