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2021.03.28 13:32

訪問リハビリテーションにできること【こうち医療ウォッチ】南国中央病院

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南国中央病院 訪問リハビリテーション事業所 主任 倉持 裕之 理学療法士

南国中央病院 訪問リハビリテーション事業所 主任 倉持 裕之 理学療法士

 訪問リハビリは、病院・老人保健施設・介護医療院から理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が利用者の居宅を訪問し、心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を目指し、リハビリを行うサービスです。
 また、介護を行う利用者家族に対して介護方法のアドバイス、福祉用具の選定・住宅改修の提案なども行います。その他に、活動的な生活の獲得を目指し、買い物やバスへの乗降、畑作業など屋外での活動も訪問リハビリで実施しております。幅広いサービス提供が可能な訪問リハビリですが、退院直後の方にもお薦めのサービスです。退院から1カ月を生活混乱期と呼び、この時期が最も身体が衰えやすいといわれています。退院直後、生活の場が病院から自宅へ変わり、転倒を恐れて動けない、段差や不整地の移動が不安で外に出られないなど、心理的・環境的な要因により、動く機会が少なくなることがあります。この生活が定着してしまうと身体が衰えてしまいます。そのため、退院直後に動く機会の多い生活の定着を目的に、実際の生活環境で動作の練習が行える訪問リハビリは有効であると考えております。
 1週間に6回(120分)までサービスの提供ができる訪問リハビリですが、2021(令和3)年の介護報酬改定にて退院後3カ月以内に限り、週12回(240分)まで提供が可能となります。ぜひ、退院直後、短期間の訪問リハビリを検討してみてはいかがでしょうか?













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