2024年 05月05日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2021.06.27 13:28

回復期リハビリテーション病棟の作業療法とは【こうち医療ウォッチ】南国中央病院

SHARE

南国中央病院リハビリテーション課 教育係主任 作業療法士 沖 未栄

南国中央病院リハビリテーション課 教育係主任 作業療法士 沖 未栄

 作業療法とは「人々の健康と幸福を促進するために、医療、保険、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す」と定義されています。
 作業療法士は、病気やけが等の要因で日常生活に支障が出た患者さまが、その人らしく生活ができるようリハビリを提供します。内容は、寝返りや起き上がり、立ち座り等の基本的な動作練習や、日常生活で行われる食事やトイレ、更衣等の生活動作の練習、家事動作や就労、地域活動への参加に必要な動作練習など幅広い分野でリハビリを実施しています。
私は、回復期リハビリテーション病棟で勤務していますが、個々の患者さまにより回復過程が違い、また、退院後の生活環境も異なります。そのため患者さまやご家族さまの希望を考慮しながら多職種と連携を取り、個々の患者さまに応じたリハビリプログラムを実施するように努めています。
 退院後の生活に不安がある方や継続してリハビリが必要な方には、外来リハビリや通所リハビリ、訪問リハビリ等患者さまの生活状況や身体状況に合わせて退院後も継続したケアができるように提案しています。退院後のリハビリテーション継続によって復職や趣味活動等の入院中にはできなかったことが可能となる方もいますので、入院中だけでなく退院後もより質の高い生活が送れるよう支援していきます。













【こうち医療ウォッチ】南国中央病院 一覧へ戻る

Infoライフ こうち医療ウォッチ

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月