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2017.12.17 20:43

低温やけどについて【こうち医療ウォッチ】高知記念病院

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低温やけどについて



高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師 【経歴】平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科 

高知記念病院 皮膚科 松本 由美 医師 
【経歴】平成16年3月 久留米大学医学部医学科卒業 平成18年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成19年6月 高知県立幡多けんみん病院皮膚科 平成21年5月 こすぎ皮ふ科 平成25年4月 高知大学医学部附属病院皮膚科 平成29年4月 高知記念病院皮膚科 

 寒い季節になると暖を取るためにカイロ、湯たんぽ、電気あんか、電気毛布等を使用する機会が増えてくると思います。それに連れて低温やけどを受傷する方も増えてきます。低温やけどとは、低温の熱源が長時間、皮膚に直接接触することにより発生するやけどをいいます。熱源が当たっているときは激痛がないためじわじわと皮膚にダメージを与えます。痛いなと感じたときには皮膚の深い所までやけどを起こしていることがあります。
 湯たんぽ、カイロでのやけどだからと軽くみてはいけません。深い所までダメージを受けていることが多く、深いやけどの場合は治るのに数カ月かかったり、最終的には植皮などの手術が必要になることもあります。また、小さい傷だからと自宅での自己流の処置も、傷を悪化させる原因となるので、まずは早期に病院を受診し適切な治療を受けることが大事です。
 低温やけどは、カイロ等は使用上の注意を守り正しく使用し、湯たんぽ、電気あんかは寝る前には布団から出しておく、電気毛布は就寝するときは電源を切るなどちょっとしたことで防げます。まずはやけどを起こさないことが大切です。














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