2024年 05月12日(日)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2021.10.16 18:24

深海地層、40年ぶり調査へ 愛知、貴重化石発掘に期待

SHARE

 愛知県・知多半島の「師崎層群」で見つかったヨコエビ科の化石(あいちに自然史博物館を!協議会提供)

 1800万~1700万年前の深海生物の化石が眠るとみられる愛知県・知多半島の地層「師崎層群」の発掘調査に、有志の専門家らのグループが近く乗り出す。世界的にも貴重な地層だが、発見から約40年間ほぼ手付かずとなっていた。グループは費用の一部をクラウドファンディング(CF)で集め、新たな化石発掘とともに、保管施設の設置も目指している。


 師崎層群は知多半島の先端に位置し、かつては深さ約千メートルの海底だった。1982年、地元の愛好家が偶然、同県南知多町の大規模農地造成事業で地表に現れた地層から、深海魚の化石を発見。極めて状態が良く、腐りやすい発光器が残っていた。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N科学・環境

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月