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2021.10.02 08:35

高知商高生開発「イノシシカレー」高知市役所食堂でどうぞ!3種のジビエ料理フェア

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ジビエ料理などをPRする高知商高の生徒たち(高知市役所の「せんだんの木」)

ジビエ料理などをPRする高知商高の生徒たち(高知市役所の「せんだんの木」)

 シカやイノシシ肉の商品開発に取り組む高知商業高校「ジビエ商品開発・販売促進部」を応援しようと、高知市役所2階の食堂「せんだんの木」で29日までジビエフェアが開かれている。島田和幸・総料理長が生徒とコラボしたイノシシカレーなど3種で、「ヘルシーでおいしい」とPRしている。

 同部は2017年に発足。シカ肉のジャーキーやカレーライスパンを開発し、利益の一部を食害で荒れた森林の保護活動に寄付してきた。現在は部員11人だが、新型コロナウイルス禍で十分な活動ができないという。

 このため、以前から連携しているせんだんの木が「高知の豊かな森を守ろう」と銘打って、生徒と考案したイノシシカレーとイノシシメンチカツ、シカのもも肉の唐揚げを提供している。

 さらに、同部の活動を支えるクラウドファンディング(CF)も10月末まで大手CFサイト「キャンプファイヤー」で実施中。3千~1万2千円の寄付額に応じ、島田総料理長監修のレシピ付き県産ジビエや部員手縫いのシカ革コースターなどが贈られる。

 小松大燿(たいよう)部長(17)らは「ジビエの認知度はまだまだ低い。おいしさも含めて自分たちの活動を知ってほしい」と話している。(石丸静香)

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