アフガン退避の約３０人が日本着　ＪＩＣＡ職員ら、陸路出国

2021.10.01 22:43

アフガン退避の約３０人が日本着　ＪＩＣＡ職員ら、陸路出国

高知新聞社

　外務省幹部は１日、アフガニスタンから退避した国際協力機構（ＪＩＣＡ）同国事務所の現地職員ら約３０人が、同日中に日本に到着するとの見通しを明らかにした。約３０人は１日夜、空路で成田空港に到着した。いずれも陸路で近隣国に脱出した後、日本を目指していた。陸路での出国に関し、政府は「非常に危険で推奨できない」（外務省幹部）としている。

　退避を目的としたＪＩＣＡ現地職員らの日本入りは、前日９月３０日の１６人に続き２日連続。このほか９月中旬にも１０人が来日している。日本政府は、退避希望者が今後も来る可能性が高いとみて、支援に全力を挙げる構えだ。

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