葉月、頑張った！地元・高知県民、宮本選手の５位ねぎらう　東京五輪飛び込み

2021.07.26 08:40

葉月、頑張った！地元・高知県民、宮本選手の５位ねぎらう　東京五輪飛び込み

高知新聞社

画面に映る宮本の演技を見守る高知ＳＣの後輩たち　（高知市の春野運動公園＝森本敦士撮影）

　葉月、よく頑張った！　高知県出身選手として２大会ぶりのオリンピックに挑み、見事５位に入った宮本葉月（２０）＝近大・土佐女子高出。高校まで高知で過ごし、春野のプールで技を磨いた宮本が成し遂げた快挙に、インターネットなどを通じて演技を見守った県民らは「高知の誇り」「世界で５番目。上等！」。健闘をねぎらい、称賛する声が上がった。（五輪取材班）

■高知ＳＣ
　画面に映る五輪会場で美しい技を次々に披露していたのは、汗と涙を共に流してきた教え子、先輩だった。宮本が飛躍の土台を築いた高知スイミングクラブ（ＳＣ）。高知市の春野運動公園では、コーチの瓶子（へいし）勇治郎さん（４９）、笑里佳さん（４７）夫妻や宮本の後輩らが、祈り、手をたたき、泣き、笑った。

　春野プール敷地内にある室内練習場にテレビが設置され、小学５年～高校３年の選手９人と瓶子さん夫妻らが画面を見つめた。
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