2021.07.27 08:28
全国高校野球選手権・高知大会 高知逆転、一気の攻め 中央投手陣、制球に泣く
【高知―中央】６回表高知１死一、三塁、高橋友のスクイズで三走有田（４）が生還。６―３とする。次打者城田、捕手小松（春野球場＝森本敦士撮影）
高知 ０００ ４１５ ０━１０
中央 ０２１ ０００ ０━３（七回コールド）
▽三塁打 岸本
▽二塁打 陳、森木
▽犠打 高２（城田、高橋友）中０
▽盗塁 高１（有田）中０
▽失策 高１（高橋友）中０
▽併殺 高０、中２（井上―板谷―山下、陳―横手―山下）
▽野選 陳
▽暴投 陳
▽捕逸 吉岡
▽ボーク 陳
▽試合時間 ２時間４１分
▽審判 堀川、浅野、下西、文野
【評】高知は三回を終えて０―３と苦しい展開から、相手投手の球をしっかり見極め逆転。一気にコールド勝ちにつなげた。四回は中央投手陣から押し出し２個を含む６四死球を得て有田の２点打などで４点、六回は川田の２点打など５安打で５点。エース森木は速球、変化球とも制球や切れが良く、三振９個のうち６個が見逃し。味方打線が逆転した四回以降は危なげなかった。
中央は二回の岸本の三塁打や三回の陳の二塁打など、高め速球を狙い３点先行。森木を攻略しかけたが、投手陣の制球難から逆転された四回以降は高知の内外野の堅守もあり、森木の前に打線が沈黙した。（井上太郎）
