2021.08.26 08:45
東京パラ 車いすラグビー池(高知市)20トライ 日本の逆転白星発進導く
【日本―フランス】第4ピリオド残り5秒、日本代表主将の池がトライを決めて53―51とし、勝利を決める(国立代々木競技場=佐藤邦昭撮影)
東京パラリンピック第2日は25日、車いすラグビーの1次リーグで優勝を狙う日本はフランスに競り勝って白星スタート。主将の池透暢(ゆきのぶ)(高知市、日興アセットマネジメント)は、チーム最多の20トライを決めたほか、最終第4ピリオドの終盤には好守備でピンチを防ぐなど、勝利に大きく貢献した。
最終盤の連続トライで逆転勝ちした日本。中心にいたのは主将池。唯一のフルタイム出場を果たし、チーム最多の20トライをたたき出した大黒柱は「会場に来られない人のためにも精いっぱい全力を尽くすことで奇跡が起きると思っていた」。予選突破へ。もっとも重要な初戦の白星をかみしめた。
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