2021.09.09 10:23
不審なアクセス、1日6千件超 ランサムウエア被害が急増
インターネット上の不審なアクセス件数(1日平均)
警察庁が今年上半期(1~6月)、インターネット上に設置しているシステムで検知したサイバー攻撃などの不審なアクセスは1日平均6347・4件に上り、2020年上半期から3期連続で6千件を超え高水準が続いていることが9日、同庁のまとめで分かった。
企業などのシステムに侵入して機密情報を暗号化する「ランサムウエア」の被害報告は昨年下半期から40件増の61件。新型コロナウイルス禍でテレワークやウェブ会議が普及する中、サイバー攻撃の脅威が増大しており、警察庁はセキュリティー強化を求めている。