2021.09.07 08:16
サンマ水揚げ、2番目の低さ 8月、「厳しい状況続く」
8月のサンマ漁の水揚げ量推移
8月のサンマの水揚げ量が、過去最低だった昨年(約170トン)に次ぎ、約850トンと低かったことが7日、漁業情報サービスセンター(東京)のまとめで分かった。現在の漁場は北海道東方沖の公海と遠く、センターの担当者は「日本近海まで南下する9月下旬までは厳しい状況が続くだろう」と話している。
8月の水揚げ量は2016年が約4030トンで、18年は約8890トンと右肩上がりだったが、19年に約910トンと激減していた。
今期は7月から道東沿岸で流し網漁が行われたが1匹も取れず、例年より1カ月遅い8月19日に初水揚げとなった。