2021.08.13 08:29
法廷を身近に、小学生が見学 高知地裁
裁判官に質問する児童たち(高知市丸ノ内1丁目の高知地裁)
高知市内の小学4~6年生10人が参加。例年の模擬裁判は新型コロナウイルスの影響で中止となり、裁判所の役割を紹介するビデオを見たり、裁判官に質問したりした。
児童に「判決で後悔したことはないか」と問われた尾崎充浩裁判官(26)は、「絶対に後悔しないよう、長時間考え抜いて根拠を持って判断しています」と答えた。
児童らは黒い法服を着て裁判官席に座り、厳かな雰囲気も体感。高知小5年の増田善文君(11)は「裁判の目的や種類を初めて知った。怖いイメージがあったけど、実際の裁判を見たくなった」と話していた。(山仲健一)