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2021.06.30 08:15

人との関わり描く会話劇 大阪の劇団「空晴」公演 7/2~4 高知市の蛸蔵

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舞台「ふたり、静かに」

 大阪の劇団「空晴(からっぱれ)」による特別番外公演が7月2~4日、高知市南金田の蛸蔵(たこぐら)で行われる。演目は「ふたり、静かに」の東西バージョンと「一番の誕生日!~空晴特別バージョン~」の計3本。人と人との関わりなどをテーマに涙や笑いを織り交ぜ、優しい世界をつくる空晴ならではの会話劇が楽しめそうだ。

 空晴は、2007年に岡部尚子らが旗揚げ。代表の岡部が作・演出を務める。

 「ふたり―」は18年に演劇集団キャラメルボックスの女性ユニット「ねこはっしゃ。」の依頼で手掛けた女性3人芝居。恋と友情を描いて好評を得た作品を4人芝居に改訂した上、役者の年代や活動拠点などで東版、西版で上演する。東版には「ねこはっしゃ。」の3人と空晴の古谷ちさ、西版には関西小劇場の実力派俳優と岡部が登場する。

舞台「一番の誕生日!」

 「一番の―」(04年初演)は、出産間近の分娩(ぶんべん)室前での滑稽な男3人のやりとりを描いた朗読劇を、空晴初の芝居作品に改訂した。古谷のほか、日替わりで地元ゲストが出演する。

 高知公演は19年に続き2度目。昨年、高知市内で公演を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期となっていた。岡部は「延期の期間を『与えられた準備期間』ととらえ、作品をバージョンアップしました。舞台を楽しんでもらい、帰り道に思い出し笑いなどをしてもらえたらうれしい」と話していた。

 「ふたり―(東版)」=7月2日午後7時半、4日同5時半▽「ふたり―(西版)」=3日午後2時、4日同2時半▽「一番の誕生日!」=3日午後5時、4日午前11時半から。1作品3500円(当日4千円)。22歳以下は各千円引き。チケットの予約は空晴の公式ホームページ、または吉田さん(090・6488・8401)へ。(竹村朋子)

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