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2021.06.29 08:40

初夏の風物詩「輪抜けさま」スタート 高知八幡宮、コロナ対策で分散参拝を推奨 7/7まで

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例年より早く始まった輪抜けさま(高知市の高知八幡宮=森本敦士撮影)


 高知市はりまや町3丁目の高知八幡宮で28日、一足早めに初夏の風物詩「輪抜けさま」が始まった。新型コロナウイルス対策として「密」を避けるため、7月7日まで続けるという。

 輪抜けさまは、半年の厄を払い、下半期の無事を祈る恒例行事。参拝客は左、右、左と8の字を描くように輪をくぐる。本来は6月30日の1日のみの開催だが、同八幡宮は昨年に続き、分散参拝のために1週間ほど期間を設けたという。

 つやつやの茅(かや)の輪は直径2・5メートルほどで、この日、神職らが作ったばかり。

 初日の参拝客はぽつり、ぽつりと少ないながらも、早速、輪をくぐった60代の大学講師の女性=高知市=は「毎年欠かさず来ています。家族がみんな健康でありますようにと願いました」とほほ笑んでいた。

 宮司の別役重具(しげとも)さん(73)は「茅の輪には疫病退散の祈願を込めている。コロナの撃退を祈りに来てください」と話していた。(福井里実)

高知のニュース 高知市

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