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2021.06.22 08:31

人形供養に全国から過去最多1300体 香美市・大元寺、感謝とともに別れ

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全国から寄せられた人形1300体の供養祭(香美市の大元寺)


 愛着ある人形に別れを告げる「供養祭」が20日、香美市香北町永野の大元寺で行われた。新型コロナウイルス下で進む断捨離や終活の影響で、集まった人形は最多の1300体。全国の持ち主に代わって感謝をささげた。

 五月人形やフランス人形、ぬいぐるみ、古めかしいこいのぼりなどが、祭壇からあふれんばかりにずらり。藤岡秀法住職(34)が「可憐(かれん)の情を移せし者らの執着を発し、人形に宿りし遺念を供養するは…」と趣旨を唱え、檀家(だんか)らとともに経を上げた。

 愛媛県四国中央市の女性は、御殿飾りのひな人形10体を供養。「60年前の初節句に両親が買ってくれた」と振り返り、「終活の一環で決断したが、手放すのはしのびない」と目頭を押さえていた。

 同寺は住民の要望を受け、16年前から初夏と冬に法要を営む。コロナ禍以前は300体ほどだったが、各地の供養祭中止も影響し、最近は千体以上の人形が寄せられる。

 藤岡住職は「ご縁を大切にしつつ、人形への思いを解き放てるよう心を込めた。前へと進むきっかけになることを願っている」と話していた。(横田宰成)

高知のニュース 香美市

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