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2021.05.25 08:42

明治期、言葉の変遷たどる 言文一致と民権運動に焦点 高知市で企画展

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「板垣君近世紀聞」(いずれも自由民権記念館所蔵)

新聞や小説など40点
 明治期に「言文一致体」として成立した書き言葉の変遷を、自由民権運動期の新聞や出版物などからひもとく企画展「言葉をつくった時代」が、高知市桟橋通4丁目の市立自由民権記念館で開かれている。来年3月27日まで。

 日常会話に近い言葉で「ありのまま」を描写する言文一致体は、明治期の文学者らによる運動で定着。文学者らの間では、文語調で「前時代的」な文体からの脱却が唱えられ、江戸期に流行した戯作(げさく)小説などは否定の対象とされた。言文一致運動が盛んになったのは1880年代半ばからで、自由民権運動が最後の盛り上がりを見せた時期に当たる。…

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