2021.05.19 08:34
校長恐喝の元妻に猶予刑「従属的に加担」高知地裁判決
子どもが通う小学校の校長から現金を脅し取ったとして高知市の無職の夫婦(事件後に離婚)が恐喝罪に問われた事件で、30代の元妻の判決が18日、高知地裁であり、吉井広幸裁判官は懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年2月)を言い渡した。
吉井裁判官は、元夫婦が校長らに恫喝(どうかつ)まがいの言動を繰り返していたとし、「被害者を心理的に追い詰め、甚だしく畏怖、困惑させるという執拗(しつよう)で悪質なものであり、(校長らが)被った精神的打撃は甚大」と指摘した。…