2021.05.18 08:36
オランダ発祥「コーフボール」広めたい 日本代表・安斎さん、高知・大豊町で腕磨く
男女4人ずつ計8人のチームが対戦し、高さ3・5メートルのゴールにボールを入れ合い得点を競う。バスケットボールに似ているが、ドリブルや接触が禁止で、シュートは全方向から狙える。世界69カ国で行われ、日本は世界ランク16位で150~200人ほどの競技者がいるという。
ただ昨年から、新型コロナウイルスの影響で上京が激減。「大豊でも本格的な練習がしたい」と先月、所属チームからゴールを取り寄せ、週に数回、旧川口小学校の「みどりの時計台」体育館で自主練習を積んでいる。
148センチと小柄ながら、高くそびえるゴールに次々とシュートを決める安斎さん。ボールはバスケットより一回り小さく「体格や年齢問わず誰でもできて、ゴールした時の快感がすごい。新しいもの好きの高知県民にもぴったり」と笑う。
今後は同町や高知市などで、子どもや大人に向けた体験会の開催にも意欲的。砂浜でプレーするビーチコーフボールの代表でもあることから「高知で盛んなフレスコボールなど、他のビーチスポーツと連携できたらうれしい」と抱負を語っている。(竹内将史)