2021.04.27 08:40
南国市の女子学生刺傷、わいせつ目的認める 高知地裁で初公判
昨年11月、ヒッチハイク中の女子学生を車に乗せ、性的暴行を加えようとして包丁でけがを負わせたとして、わいせつ誘拐や強制性交等致傷などの罪に問われた高知県南国市大そね乙、無職、男性被告(38)の裁判員裁判が26日、高知地裁で始まった。同被告は起訴内容を「間違いありません」と認めた。
起訴状などによると同被告は昨年11月29日午前11時25分ごろ、高知市の路上で室戸市方面へ向けてヒッチハイクをしていた県外在住の20代女子学生に乱暴しようと考え、車に乗せて誘拐。その後、南国市の市道に止めた車内で包丁を突き付けて脅迫し、抵抗した学生の腹などにけがを負わせた―としている。…