2021.04.03 08:41
夜の高知城、うっとり花と光競演...2年ぶり「花回廊」4/4まで
夜の高知城を生け花と光で彩るイベント「高知城花回廊」が2日夜、始まった。昨年は新型コロナウイルス禍で中止され、開催は2年ぶり。訪れた人たちは「元気が出るねえ」「まあ、きれい」とうっとり。ため息を漏らした。4日まで。
板垣退助像前には東京五輪に合わせ、ソテツを5色に色付けした作品を展示。山内一豊の妻、千代の銅像が置かれている杉の段では県産ユリ約300本がドーム状に盛られ、見物客が「迫力あるねえ」「すごい香りがえい」と見入っていた。
階段は土佐和紙製の灯籠がオレンジに優しく足元を照らし、天守閣にはピンクや白の花々がプロジェクションマッピングで舞った。
家族で訪れた横内小学校4年の渡辺裕斐(ゆい)さん(9)は「グロリオサが光に照らされていてきれいだった」と喜んでいた。
高知市観光協会の主催で14回目。3日は午後6~10時、4日は午後6~9時。(山下正晃)