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2021.09.09 08:30

【動画】高知県東部で大雨、時間80ミリ超 東洋町の国道55号が土砂で不通

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 8日午前、高知県東部が大雨に見舞われ、室戸市と安芸郡東洋町で1時間に80ミリを超える猛烈な雨を観測した。東洋町野根甲の国道55号では斜面から土砂が流出し、午後0時40分から全面通行止めになった。国土交通省土佐国道事務所によると、復旧のめどは立っていない。

大雨で土砂が流出し通行止めになった国道55号(8日午後0時半ごろ、東洋町野根甲)

大雨で土砂が流出し通行止めになった国道55号(8日午後0時半ごろ、東洋町野根甲)

 土砂流出は野根大橋の南約3キロの海沿いで発生し、室戸市方面に向かう唯一の幹線道路が寸断された。また、東洋町野根と安芸郡北川村を結ぶ国道493号も雨量が基準値を超え、午前7時40分から通行止めになった。再開は9日朝以降になる見通し。

 東洋町では阿佐海岸鉄道・甲浦駅の1階待合スペースが浸水。町は午前10時25分から約5時間、全1390世帯に避難指示を発令した。県によると、人的被害や民家への浸水などはないという。

 高知地方気象台によると、上空に南から暖かく湿った空気が流れ込み、局所的な大雨になった。県の雨量計では、室戸市佐喜浜町と東洋町甲浦で午前11時までの1時間にいずれも82ミリを観測した。

 徳島県南部では線状降水帯ができ、東洋町に隣接する海陽町では観測史上最大の1時間120ミリを記録した。(板垣篤志、八田大輔)

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