2021.07.26 08:35

高知・日曜市の行列グルメ「芋てん」東京・下北沢進出!コロナ禍で挑戦決意

下北沢駅近くに出店した大平商店の大平一貴社長(東京都世田谷区)
下北沢駅近くに出店した大平商店の大平一貴社長(東京都世田谷区)
 高知市の日曜市の人気商品、芋てんを取り扱う「大平商店」がこのほど、東京に出店した。新型コロナウイルス禍で高知の観光客が減る中、「東京で高知名物の味を知ってもらいたい」と挑戦を決意した。

 大平商店は約40年前から日曜市や木曜市で芋てんを販売。独自製法の甘い衣が人気で、日曜市では行列ができる名物店に育った。一昨年秋からは同市のアグリコレットに常設店も構えている。

 しかし、昨春からのコロナ禍で売り上げが減少。大平一貴社長(35)は「外に打って出ないと厳しい。地産外商でカバーしたい」と、かねて構想していた東京進出を具体化させた。

 出店先に選んだのは、小劇場や古着屋などが並ぶ若者に人気の街、下北沢(世田谷区)。「いろんな文化が融合しているまち。新しい文化も発信しやすいと思いまして」。店名はストレートに「日曜市のいも天」とした。

 日曜市同様、芋は高知県産の土佐紅を使用し、「ほっくりした食感」にこだわる。1袋4~5個入りで450円と、値段は地場よりやや高めに設定したが、揚げたての芋てんは「ほくほくでおいしい」などと好評で、早速、常連客もつき始めたという。

 東京進出を機に久保田食品(南国市)のバニラアイスと組み合わせた「芋天アイス」の販売もスタート。大平社長は「東京で芋てんは、まだまだ『うどんのトッピング』のイメージが強い。おやつ感覚の芋てんを広めていきたい」と意気込んでいる。(五十嵐隆浩)

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