2021.07.21 08:38

高知工業高校生製作の「絵金やぐら」を披露 高知市の朝倉神社

高知工業高生が3年かけて製作した絵金やぐら(高知市の朝倉神社)
高知工業高生が3年かけて製作した絵金やぐら(高知市の朝倉神社)

 高知工業高校建築科の生徒たちが、高知市朝倉丙の朝倉神社の夏祭りで絵金の屏風(びょうぶ)絵を飾るための絵馬台(やぐら)を製作し、19日に地元自治会に引き渡した。

 夏祭りでは6自治会が屏風絵を展示する。このうち米田地区は絵金と弟子が描いた4枚(縦横各1・8メートル)を保管しているが、絵馬台が老朽化したため、同校に作り替えを依頼していた。

 2019年から各年度の3年生が、くぎを使わない伝統技法で製作を続け、今年6月に完成した。

 この日、住民と生徒で絵馬台を組み上げ、仕上がりを確認。高さ5メートル、横幅4メートル、奥行き2メートルの絵馬台に、鮮血飛び散る切腹の場面などが描かれた、おどろおどろしい屏風絵がぴたりとはまった。

 同校3年の黒岩和生さん(18)は「先輩たちの思いや自分たちの努力が形になった。うれしい」と笑顔。米田地区の自治会長、尾崎稔彦さん(66)は「立派な物を作ってもらった。長く大事にしたい」と感謝していた。

 今年の夏祭りは新型コロナウイルス禍で中止。新しい台が一般に披露されるのは、来年以降になるという。(宮崎順一)

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