土佐ジロー20歳 (31) 第4部 (7) 私の思い出(下)

土佐ジロー卵の品質を安定させるため平成12年7月に売り出された非遺伝子組み換え穀物配合飼料「ジロー邑（むら）」子供時代よみがえる味【山岡智都＝73歳、吾川郡春野町平和】　私がジロー卵を食べだしたのは六...

土佐ジロー20歳 (32) 第4部 (8) 快進撃で立場逆転

さばいたばかりの土佐ジロー肉。この加工場は平成３年５月、県の集落整備事業を使って誕生した（安芸市畑山）「痛快ですよね！」　「あれはすごかったなあ。冷凍庫の肉までいっぺんになくなってしもうたんやから」　...

土佐ジロー20歳 (33) 第4部 (9=終) 目標は馬路農協

土佐ジローを象徴する食べ物、親子丼は850円（安芸市の畑山温泉「憩の家」）畑山再生の夢乗せて　苦節十九年。高知県安芸市畑山、小松靖一さん（48）の育てる土佐ジローの肉は、今や売り手市場となった。　その...

土佐ジロー20歳 (34) 第5部 真価を探せ(1)

ギフトセットは25個入り。今回の取材で県外へ送付した卵は、すべて県土佐ジロー協会会長、若松和人さんの生産銘柄本に掲載なし！ やはり「幻の鶏」　「土佐ジロー？　知ってますよ。確か、土佐と知事（橋本大二郎...

土佐ジロー20歳 (35) 第5部 (2) ｢ランク付け難しい｣

銘柄鶏ブックの中の「全国地鶏マップ」には38種類が掲載されているが、ジローはなぜかいない（東京都台東区の全国食鳥新聞社）業界紙も答え避ける　土佐ジローはなぜ「銘柄鶏ブック」に載っていないのか。疑問を解...

土佐ジロー20歳 (36) 第5部 (3) スープ 文句なし！

ジローの刺し身を携帯電話のカメラで記念撮影する日本食鳥協会の梶並専務（東京都台東区浅草の「とよしま」）皮もトサカも絶賛　土佐ジローの肉に“審判”の時が来た。場所は東京・浅草。都食鳥組合浅草支部長、豊嶋...

土佐ジロー20歳 (37) 第5部 (4) 阿波尾鶏を見習え！

食肉通信社には高知出身の記者、西村久さん（38）＝高知東高校―日本大畜産学科卒＝がおり、びっくり（東京都中央区日本橋）宣伝上手も必要だ　土佐ジローは「味の審判」の初戦を飾った。　明けて東京取材二日目は...

土佐ジロー20歳 (38) 第5部 (5) ｢みかん｣に負けた！

伊藤編集長は辛口だったが、ジローの話もすぐに記事にしてくれた（東京都新宿区、鶏卵肉情報センター東京支社）編集長、厳しい採点　「もっと積極的にPRを」。食肉通信社（東京都中央区）から励ましを受けた土佐ジ...

土佐ジロー20歳 (39) 第5部 (6) 探してた！！こんな鶏

ズバズバ語ってくれた日本畜産振興会の宮崎社長（左）。出版物は「養鶏の友」「養牛の友」「養豚の友」と肉全般（東京都渋谷区）高知取材を約束　「やってられんなあ。ジローがミカンの皮の餌に負けるなんて…」　う...

土佐ジロー20歳 (40) 第5部 (7) 乱立、ブランド卵

日本養鶏協会の島田専務は「1個100円でも安いかも」（東京都中央区）乱立、ブランド卵　　公取から“改善命令”　「ええ！？　そんな話があるんだ」　ブランド卵が大きな試練に直面しているのを知ったのは、日本...