アーカイブ
土佐ジロー20歳
昭和50年代後半に高知県畜産試験場の一人の研究者が開発した特産鶏・土佐ジローが、病気や販売難を乗り越え、肉、卵ともに全国最高レベルの食材として評価を受けるまでの波瀾(はらん)万丈の実話。
49記事
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土佐ジロー20歳
昭和50年代後半に高知県畜産試験場の一人の研究者が開発した特産鶏・土佐ジローが、病気や販売難を乗り越え、肉、卵ともに全国最高レベルの食材として評価を受けるまでの波瀾(はらん)万丈の実話。
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Vol.21
土佐ジロー20歳 (21) 第3部(7) 一難去って、また
嶺北地区では今も月1回の卵質検査が行われている(本山町の嶺北畜産センター)腐敗卵騒動たびたび 「黒が出た。ちょっと見に来てくれませんか」 高知県土佐ジロー協会が液卵製造を委託していた「日高農場」(高岡...
Vol.22
土佐ジロー20歳 (22) 第3部(8) ひな生産 止まる
土佐ジロー飼育羽数の推移(県畜産課調べ)最悪の事態へ突入 素人集団ゆえの悲しさか。せっかく原虫コクシジウムの被害を克服、余剰卵対策にも取り組んだ土佐ジローだったが、液卵事業はあえなく挫折した。 悪いこ...
Vol.23
土佐ジロー20歳 (23) 第3部(9) ああ、ロスだらけ
土佐ジローのふ卵を引き受けた工藤舎の工藤修三社長とふ卵中の卵(松山市道後)結局、ふ卵は愛媛 種鶏センターがひなの生産をやめるという窮地に陥った土佐ジロー。さて、この試練を高知県土佐ジロー協会はどう乗り...
Vol.24
土佐ジロー20歳 (24) 第3部(10=終) 食材の芸術品
ピンチをきっかけに誕生した土佐ジローの卵豆腐味の職人、また1人魅惑 「…すごい山奥で飼ってるんですねえ」 今年の四月半ば、高知県土佐郡土佐町の山中。海洋深層水豆腐で名を上げた高知市の豆腐メーカー社長(...
Vol.25
土佐ジロー20歳 (25) 第4部 夢の肉を追って(1)
小松さん(右)の作ったジロー肉を堪能する松岡修造さん(5月17日、安芸市の土居公民館=有澤智孝さん撮影)有名人が次々とトサカも食べに来た 小松靖一さん(48)は安芸市の山奥、畑山地区で土佐ジローを飼っ...
Vol.26
土佐ジロー20歳 (26) 第4部 (2) 最初は大工だった
安芸市畑山へ通じる県道は狭い。所々に立つジローの親子丼の案内板がホッとさせてくれる腰痛め、失敗重ね… 安芸市畑山の土佐ジロー農家、小松靖一さん(48)を訪ねてくるのはテレビの中の有名人だけではない。雑...
Vol.27
土佐ジロー20歳 (27) 第4部 (3) 「雄を飼おう!」
土佐ジローの肉は、強火でジュッと焼くのがうまい(安芸市の畑山温泉「憩の家」)追い詰められて決断 昭和六十三年十一月、五十羽の土佐ジローが入ってきたのを皮切りに、五人の組合員が高知県安芸市畑山で飼い始め...
Vol.28
土佐ジロー20歳 (28) 第4部 (4) 売り先見つからず
内臓の刺し身は癖がない。手前右の白い細切りは大場久美子さんも食べたトサカ。右奥は珍味の白子(安芸市の畑山温泉「憩の家」)仲間辞め独りぼっちに 高知県安芸市畑山の小松靖一さん(48)は、土佐ジローの雄の...
Vol.29
土佐ジロー20歳 (29) 第4部 (5) 畑やめ鶏舎増築
ひなの圧死を防ぎ、うまい肉を作りだす階段式の止まり木を説明する小松さん(安芸市畑山)一大決心、結果呼んだ どうすれば土佐ジローを世間に認めてもらえるのか。 高知県安芸市畑山の小松靖一さん(48)は、精...
Vol.30
土佐ジロー20歳 (30) 第4部 (6) 私の思い出(上)
県内の土佐ジロー生産農家は現在約100戸。その中でも、かんきつ類の樹木を利用した岡林昌士さんの園は環境的、質的にも最高レベルと言われる(土佐清水市以布利)取材はジローで始まった【高木美千子=大阪市北区...
24時間
1週間
1ヶ月
横断中の67歳女性 車にはねられ重体 高知市
日本一のTSUTAYA、土佐道路に 「今も昔も、自分の“好き”に出合える場所」―ちいきのおと(168)鴨部3丁目(高知市)
民家裏に紫のじゅうたん 高知県土佐町でシバザクラ見頃 住民男性がこつこつ整備
636グラムで生まれ元気に成長 土佐市の森本衣音ちゃん 父母「一緒に過ごせて幸せ」―第90回赤ちゃん会
遍路旅、外貨両替できず 欧州の2人、窪川で現金尽き困惑
〝ブラジルの桜〟黄色鮮やか 高知県大月町でコガネノウゼン見頃
工事現場の工具盗んだ容疑 解体作業員の男逮捕 高知南署
三島の菜花、再生へ 見どころ多い四万十川最大の中州―ちいきのおと(167)昭和(四万十町)
丁寧に聞いて形に 高知市副市長に就任 神谷美来氏(36)の横顔
茶畑に緑あふれる 一番茶が収穫シーズン 高知県仁淀川町