2025年 11月05日(水)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法
読者紹介バナーPC

2025.10.08 08:54

子と相談し墓地確保 生きて逝く―多死社会高知 第1部「終活」(7)

SHARE

つえをついて契約した墓地を歩く女性(高知市内)

つえをついて契約した墓地を歩く女性(高知市内)

 高知市の街並みを見下ろす高台の霊園。70代の女性がつえをつき、墓石の間を歩く。「山の緑も見えて景色がえいろ?」。8年前にここと契約し、いずれ夫と入る場所を構えた。

 自らの死について考えを深めだしたのは、15年も前になる。父が80代で突然、交通事故で亡くなったことがきっかけだった。

 「優しかった父、残された母のことを思うと心が苦しくなって。自分の将来も不安になった」

 焦燥した女性はある日、本紙の片隅に目を留めた。「縁(えにし)を大切に老後を支え合う」という文言とともに、…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 高知市 高齢者 生きて逝く

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月


■高知新聞のYouTubeチャンネル