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2025.09.20 08:44

横山隆一さんとやなせさん あこがれの郷土の先輩―2人の始まり「月刊高知」(6)-1

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「漫画集団」で工場見学をしたやなせたかしさん(中央)と横山隆一さん(左隣)。手塚治虫さん、赤塚不二夫さんらも加入していた(1950~60年頃、横山隆一記念まんが館提供)

「漫画集団」で工場見学をしたやなせたかしさん(中央)と横山隆一さん(左隣)。手塚治虫さん、赤塚不二夫さんらも加入していた(1950~60年頃、横山隆一記念まんが館提供)


 やなせたかしさんが、「きらめく巨星」「あこがれのスター」「洒脱(しゃだつ)で軽快でインテリジェンスにあふれていた」と最大級の敬意を表した漫画家が、「フクちゃん」で知られる横山隆一さん(1909~2001年)だ。戦中、戦後と日本の漫画界をリードした郷土の大先輩。「横山先生がいなければ漫画家にはなれなかった」と語っている。

 横山さんはやなせさんの10歳上で、同じ旧制城東中(追手前高)卒。中学1年時に生糸商の父を亡くすと、得意の絵を同級生に売るなどして小遣いを稼いだ。画家を目指して上京し、桂浜の坂本龍馬像の作者としても知られる彫刻家、本山白雲の内弟子となる。やがて本山に絵の道を勧められ、…

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