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2025.07.19 08:40

【あんぱんの高知新報】東海林編集長のモデル 史実も東京にあこがれ?ー《びっとひとくち》2人の始まり「月刊高知」(4)―2

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「あんぱん」の一場面。雑誌「月刊くじら」の東海林編集長(津田健次郎さん)

「あんぱん」の一場面。雑誌「月刊くじら」の東海林編集長(津田健次郎さん)


 NHK連続テレビ小説「あんぱん」に出てくる「月刊くじら」の東海林編集長(津田健次郎さん)は東京暮らしの経験がないという設定だが、モデルとなった青山茂編集長は違う。

まるっと楽しむ「あんぱん」

 前回の本欄(6月21日付)で紹介した通り、青山さんは父の仕事の関係で東京で生まれ、幼いころに高知へ。城東中(現・追手前高)などを経て早稲田大学に進学。水泳選手として全国の学生大会で800メートル自由形の日本記録も打ち立てた。水泳大会でアルバイト記者を経験した縁で、大学を中退してジャーナリスト専門学校で学び、1933年に高知新聞社に入社した。

 なぜ高知に戻ったのか。中学からの親友だった漫画家の横山隆一さんは本紙エッセーで、青山さんは一人息子で母の頼みを受けたと明かす。自身も青山さんの母に「息子の前で東京の楽しい話はしてはいけませんぞ」とくぎを刺されていたと振り返る。…

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