2025.04.08 08:45
アンパンマン絵本、返礼品に ふるさと納税 家具とセットで 香美市

香美市の返礼品となったアンパンマン絵本と木製家具(同市役所)(c)やなせたかし
返礼品は、絵本を出版するフレーベル館(東京)が「朝ドラ『あんぱん』放送を機に地域を盛り上げたい」と同市に提案。同市内の木製玩具・子ども家具工房「なかよしライブラリー」(土佐山田町)が加わり共同で開発した。
絵本用のフレーム2種類のほか、子ども用の椅子と机をラインアップ。いずれも絵本を木枠に差し込んで飾ることができる。
絵本は1975~87年に出版された6種類のうち、家具の種類に応じて1~6冊が付く。家具は同市産のヒノキや桜を使用し、木の香りやぬくもりが楽しめる。表面には金具を使わず、食用油などで作った塗料で仕上げることで安全性も高めたという。
寄付額は3万5千~22万5千円。ふるさと納税の各種仲介サイトで受け付けている。
市の担当者は「絵本を読まなくなったら、インテリアとして活用できる。朝ドラでアンパンマンへの注目が高まる中、一緒に香美市を盛り上げていきたい」と期待している。(相良平蔵)




















