2025.01.20 08:51
後悔ない人生へ大忙し 物部川DMO協議会職員 大西理砂子さん(26)南国市―ただ今修業中

「企画をゼロから作り上げる作業が楽しい」と話す大西理砂子さん(南国市大そね甲の物部川DMO協議会)
観光パンフレットやグッズ、のぼり旗などが並ぶ南国市の事務所。10人足らずの職員が、黙々とパソコン作業や電話応対に当たっている。
「見た目は穏やかだけど、仕事はすごい激しく動いているんですよ」
NHK連続テレビ小説「あんぱん」の放送を春に控え、観光博覧会などの準備に大忙しだという。
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神戸市出身。2016年に地元大学の薬学部へ進んだ。ただ、先の人生を想像してしっくりこず、4カ月で退学。服飾デザインに興味がわき、翌春、同市の専門学校に進んだ。
その年の夏だった。
高校生の頃からたびたび高熱に悩まされてきたことから、初めて病院で診てもらった。診断は間質性腎炎。腎機能が低下し、進行すると透析治療が必要になることもあると言われた。
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