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2024.02.14 08:00

小社会 たのしみは

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 幕末期の国学者で歌人の橘曙覧(あけみ)にこんな歌がある。〈たのしみは朝おきいでて昨日まで無(なか)りし花の咲ける見る時〉。ここでいう花はアサガオともいわれるが、春にもぴったりの歌だろう。

 ここ数日、道端にタンポポやホトケノザの花を見かけるようになった。ほかにも名前を知らない花がちらほら。まだ2月の半ばだが、一気に春めいてきた印象だ。

 天気予報によると、きょうから数日間はさらに暖かくなり、3月下旬から4月上旬並みの陽気になるという。ただし、そうなれば、山のスギ花粉も勢いを増すから、喜んでばかりはいられない。花粉症の季節がやってきた。

 予報では気温が上がった後、今週末あたりから飛散量が増える見込みという。県内ではちょうど「高知龍馬マラソン」があり、その後は3月にかけて大学や高校の入試も続く。出場や受験の皆さんは十分対策をしてほしい。

 花粉症はいまや国民病といわれ、有病率は4割を超えるとのデータがある。岸田首相は昨年、30年後の花粉発生量を半減させるなどの対策を表明した。ずいぶんと先の目標である上に、いまの政権運営を見ると心もとなくて仕方ないが…。

 きょうはバレンタインデー。カカオに含まれるポリフェノールには抗アレルギー作用があるという。となれば、チョコレートもうまく食べれば花粉症対策になる? たのしみは朝おきいでて鼻詰まりも涙、くしゃみもない春である。

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